5月15日に全体研修では、「継続率を上げるための信頼されるトレーナー」についてお話しします。
そこでは以下の内容をより具体的にお話しできればと思っています。
少し先に目を通していただけると幸いです。
信頼されるパーソナルトレーナーが行っている行動
着目して欲しい点
1. 専門性(知識と技術)
- 正しい解剖学・生理学・運動学の知識がある
- トレーニングフォームの指導が的確(怪我予防と効果最大化のため)
- 食事・栄養指導も科学的根拠に基づいている
- 柔軟性や可動域、姿勢なども見立てて適切にアドバイスできる
- 自身が継続的に勉強・資格更新している
2. 人間性(信頼・共感・誠実さ)
- クライアントの悩みや目的に心から寄り添う
- 親しみやすさと礼節を兼ね備えている
- 嘘をつかず、できること・できないことを正直に伝える
- 高圧的でも媚びるでもない、ちょうどよい距離感
- プライベートな話を必要以上に持ち込まず、節度を保つ
3. 接客・対応力(顧客体験を高める能力)
- 第一印象が良い(清潔感・明るい挨拶・姿勢)
- セッション中の声かけやフィードバックが的確で前向き
- スケジュール調整やLINE対応などがスムーズで迅速
- 予約忘れや変更などのリマインド配慮もある
- 感謝・お礼の一言を忘れず、顧客との信頼関係を強化する
4. 結果への導き方(進捗管理と目標設定)
- クライアントの「本当の目的」を見抜いてゴールを共有する
- 無理な目標を押しつけず、達成可能なステップで組み立てる
- 体重や写真など定期的なチェックで成果を「見える化」
- 停滞期のフォローも心理的に丁寧に行う
- 成果が出たときに一緒に喜び、承認してくれる
5. 安全配慮(リスク管理・コンプライアンス)
- 怪我・筋肉痛などへの配慮が行き届いている
- 医療・栄養指導の境界線を理解し、越えない
- 施術行為や身体接触のルール・ガイドラインを守る
- 未成年・女性客への接し方に慎重さがある
- 緊急時の対応マニュアル(救急連絡先やAED使用など)も理解している
6. 継続性支援(モチベーション・習慣化の促進)
- 小さな成長を見逃さずに承認する
- その人の性格や生活リズムに合った提案をする
- 楽しく続けられるように「飽きさせない工夫」をする
- 停滞やスランプ期に寄り添い、「心のフォロー」も行う
- 時にはやさしく、時には厳しく、切り替えができる
7. 信頼の見える化(安心できる情報発信)
- SNSやホームページで「活動・実績・人柄」を発信している
- お客様の声・ビフォーアフターなどを正しく掲載している
- 価格・キャンセルポリシーなどが明確に提示されている
- スタジオ・施設の衛生状態や設備が写真で確認できる
- 自分の「想いや価値観」を言語化している