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APT ROOMトレーニングプログラムの組み立てのベース

APT ROOMでは基本的にお客様お一人お一人に合わせてトレーニングを提供するということで、トレーニングプログラムに関してはトレーナーの皆さんにお任せしています。

これは大前提にその人を見ていないのにプログラムは決定できないからです。

ですが、初回体験や入会後1ヶ月のお客様の全てを見抜く事はなかなか難しいです。私も日々試行錯誤しています。

ですので、基本的なトレーニングプログラムを決める事でより迷わず、且つお客様のことを知れるような基本的なものを作成しました。

お客様もトレーニングは初めてですので、わかりやすく、自信を持ちやすい内容にしています。

基本メニュー

1.ストレッチポール ベーシック7

身体的効果狙い

筋緊張を和らげたい。体幹の安定を確保したい。

心理的効果狙い

リラックスしてほしい。容易にできることで自信を持って欲しい。

トレーナーの観点

肩周りの柔軟性、反り腰の確認、前腿の張り、身体操作の慣れ不慣れの判断

声がけのポイント

丁寧にお手本をみせ「合っていますよ」「リラックスしましょう」と安心感を与えたい。

リラックスが優先なので正確にできていなくても良い。
ただ、効果的な正解の動きは説明してください。

2.ワイドスクワット

身体的効果狙い

下半身の強化。運動量の確保。ニーインなどの防止。

心理的効果

運動した感が欲しい。頑張っている感じ。我流のスクワットとの差を感じて欲しい。

トレーナーの観点

深くしゃがめるか、内腿やハムの使用感があるか、前腿の張り感はどうか

声がけのポイント

カウントは声を張り気味に(お客様が頑張っているときはこちらもテンションを上げる)

終わった際のボディランゲージとして拍手はおすすめ(手は縦に👏、横の拍手は偉そうなので)

3.ダンベルフライ

身体的効果狙い

胸腕周りのストレッチとして。胸郭の拡張の促し。

心理的効果狙い

スクワットの後に寝ることでレストの意味合いもあり。効いてる感よりもストレッチ感はわかりやすい。

トレーナーの観点

肩胸周りの柔軟性はどうか、腕の力はあるか、

声がけのポイント

呼吸のタイミングをキューイングするとやりやすい

ダンベルフライ、プレスは頭側からの補助になるので、顔が近くなります。声量や唾の飛沫など気をつけましょう。

4.ラットプルダウン

身体的効果狙い

日常で使っていない背中を使いたい。肩甲骨を動かすことに慣れて欲しい。

心理的効果狙い

見たことのある器具なので、イメージがしやすい。引っ張るという動作が新鮮。

トレーナーの観点

肩甲骨は下がるか、腕力は強いか、腰のそり具合はどうか

声がけのポイント

腕に意識が行きがちなので、背中を意識してもらう

確実にできそうな重さ設定にしましょう。軽くても「〇〇さんバッチリですので少し重さ回数を増やしてみましょうか」でOK。

5.クランチ.レッグレイズ

身体的効果狙い

クランチは腹筋周りはもちろんだが、首をしっかり起こせるかチェック。
レッグレイズは、膝曲げでも良いので腰を反らないように。

心理的効果狙い

皆がやったことのある動きだが、こだわる点はこだわってお伝えしたい。
特に腰を痛めてしまう可能性も高い。
モチベの高い時期には自宅で実施する方が多いので、注意点はしっかり伝える

トレーナーの観点

どこまで起こせるか、首は動くか、顎は上がらないか、

声がけのポイント

きつい運動なのでこちらもテンションを上げたい。

youtubeを見て家でも実施した、教えてもらったことを家でもやったみた。けれども怪我をした。は序盤あるあるなので、低体力と見受けられる場合は自宅での運動については注意喚起した方が良い

Success

初めの1〜2ヶ月目は何より成功体験を積めるようにプログラムを組みます。

Warning

重たいものをいきなり持って、頑張りましょうは❌
1kgを持ってできたら、褒める。できたので2kgにレベルアップ。と確実に段階を踏んでいることを実感できるようにします。

最後に

今回お知らせしたのは、初心者に向けたベーシックなプログラムとして酒向が行なっているものです。
お客様の得意不得意や悩みが明確であれば、個々人に合わせたトレーニング提供していってください。

また、トレーニングの漸進的な負荷の増やし方(例:初心者の方には休息のセッションも必要)や半年〜1年さらにその先数年通っていただけるようなトレーナーになるために必要な要素もまとめていきます。